治療に関して


当院での基本的な治療の流れについて説明いたします。(※症状や状態によっては進み方が異なる場合もあります)

 

【初診時】

主訴(困っている症状)の原因を正確に診断できるように、さまざまな検査を行います。「歯が痛い」という症状ひとつをとっても、その原因は虫歯だけではなく、歯周病や噛み合わせ、歯ぎしりなどさまざまです。また、自覚症状はないものの治療を必要とする部分があることも多く、基本的にはお口の中全体の検査を行います。症状やお口の中の状態によっては「顎(あご)の関節・筋肉の検査」「唾液検査」も行います(2回目以降)。なお、初診当日の治療は症状を緩和するための応急的な治療となります。

 

【2回目以降】 

本格的な治療を行うにあたり、歯周状態(歯ぐきの状態)の改善がとても重要になります。ビルを建てる際の基礎工事のようなイメージです。そのため、ブラッシング(歯ブラシ)の改善を含めた歯周治療を開始していきます。それと並行しながら応急処置を行った歯の治療を含め、本格的な治療を始めていきます(症状や歯周状態によっては歯周治療を先行させることもあります)。咬む力のコントロールや早期に咬むという機能を回復する必要がある場合などは、仮歯や仮の入れ歯(治療用義歯)を作成する場合もあります。治療が進み歯周状態や噛み合わせが整ったところで、最終的な被せ物や入れ歯の作成に移ります。

 

なお、治療方針については、本格的な治療を開始する前にスタッフ全員で検討しています。各種検査結果はもちろん全身疾患や生活習慣なども確認し、さまざまな視点から問題点やリスクを抽出したうえで、最良と思われる治療プランを立案しています(定期健診を希望し受診された方で、お口の中に大きな問題がない場合は1,2回の治療でメンテナンスへ移行となります)。

 

【治療後】 

治療終了後は良好な状態を維持できるようにメンテナンスへ移行となります。メンテナンスの間隔は状態によってさまざまです。時間の経過とともに顎口腔(がくこうくう:お口とあご)にはさまざまな変化が生じるため、メンテナンスを継続しながらその変化を確認し、必要に応じて調整や治療を行っていきます。

 

「治療~メンテナンス」のイメージ